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2017年07月14日[神奈川]

ラ-博1階展示ギャラリ-リニュ-アル 室町時代のラ-メンなど新発見を紹介

ラ-博1階展示ギャラリ-リニュ-アル 室町時代のラ-メンなど新発見を紹介

 新横浜ラ-メン博物館(横浜市港北区新横浜2 TEL 045-471-0503)1階展示ギャラリ-が7月14日、リニュ-アルオ-プンした。

 「昭和33年の下町」を再現した空間の中に全国のラ-メン店(時期ごとに入れ替わる)が出店する同館。館内にはラ-メン店のほか、駄菓子店やスナック、居酒屋などもあり、昭和の雰囲気を盛り上げている。

 1994年の開業前より、全国各地のラ-メンに関する取材を進めてきた同館。1階展示ギャラリ-は博物館機能として、国内・海外のラ-メンの歴史を紹介してきた。現在も食文化としてのラ-メンを外部と協力して研究し続けている。

 これまで中華麺(=ラ-メン)を日本で最初に食べたのは徳川光圀とされてきたが、食材商社のイナサワ商店会長の稲澤敏行さんが発見した資料から、室町時代に日本で中華麺が食べられていたことがわかった。

 中華麺の定義はアルカリ塩水溶液(かん水)を使用していること。今回発見された資料は室町時代に僧侶によって書かれた日記で、そのなかの記述では中国の書籍に書かれていたレシピで料理を振る舞ったとあった。これが「最上小麦粉2斤、けん(炭酸ソ-ダ)1両、塩2両」というレシピで作られた「経帯麺」で、かん水を使用した中華麺となる。こうした経緯から現存する資料では、この「経帯麺」が日本で最初に食べられた中華麺と考えられるという。

 今回は同館1階の約330平方メ-トルのエリアをリニュ-アル。発見された資料や文献をもとにラ-メンの歴史をひもとくほか、同館がこれまで収蔵・所蔵してきた3000冊を超えるラ-メン書籍の中から厳選した約500冊で本の壁「ラ-メンウォ-ル」で会場を装飾する。

 あわせて、具材やだしを体感できる「ラ-メンエデュテイメントコ-ナ-」も設置。ラ-メンの要素を学びながらテイスティングができる(参加無料、各回10人対応)。

 入館料は、中学生以上=310円、小学生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満は無料。営業時間は日によって異なる。
(港北経済新聞)

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