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西武池袋本店「IKESEI 菓子博」前年より会期延長-限定かき氷、初登場パフェなど60店
西武池袋本店は8月2日(木)より、今年も全館企画となる菓子の祭典「イケセイ スイーツフェスタ」を開催し、7階催事場では同企画の核となる「IKESEI 菓子博~真夏のスイーツフェスタ~」を開催するほか、各フロアでも菓子にちなんだ物販やイベントを実施する。
「昨年、催事場では『お菓子の博覧会』を行い、各階では『お菓子モチーフ・カラー提案』として、リアルとフェイクの世界で菓子を提案。全館で約20企画展開し好評を得た」と振り返る同店販売促進部菓子博担当の亀谷敏和さん。今年は内容・規模共に拡充し、会期も11日間へと延長。催事場も含め、「各階でフロアの特性に応じた菓子の提案を軸に、全館で『菓子の街づくり』にこだわった」と意気込む。
メイン会場「IKESEI 菓子博」でのテーマは「お菓子の街」。老舗和菓子メーカー6社から成る「真菓會(しんかかい)」が作り出す同店限定かき氷やプレミアム和菓子を打ち出すほか、話題のスイーツ店も導入。猛暑の今夏に食べたい話題の店のパフェやジェラートなどのクールスイーツ、SNS映えする和洋スイーツ、人気の地元スイーツなどを展開し、「歴史と最旬を味わえる『お菓子の街』を演出する」という。出店店舗数は約60店舗。
「おかげ茶屋」で楽しめるのは、「真菓會」が開発した同店限定「しんか氷」(800円)。今回は、「赤福」の餅を忍ばせた氷をコーヒーとミルクの、ハーフ&ハーフのシロップで楽しめる「珈琲ミルク」味。昨年評判だった「真菓會」各店の銘菓をトッピングした同店限定「しんかパフェ」(650円、)も再登場する。
「真菓會」が手掛けるプレミアム和菓子では、「夏」をテーマに、見た目にも楽しい同店限定の進化系和菓子を展開。絵日記をイメージした練り切り製の生菓子「マイ・ミュージアム~夏の思い出~」(俵屋吉富/1個864円、各日限定80点)を販売するほか、夏の昼間と輝く夜空を2層の水ようかんで表現した「なつの日」、「星に願いを」(御菓子つちや/各324円)、涼しげに泳ぐ金魚を表現した涼菓「きんぎょ」(両口屋是清/378円、各日限定50点)、フクロウとヒツジを美しい彩りで仕上げた練り切り製の上生菓子「どうぶつ上生菓子(コイスルフクロウ、オトメヒツジ)」(神戸風月堂/各432円)を販売する。
クールスイーツには、パフェやジェラート、ソフトクリームなど13店舗が登場。目黒に本店を構えるフルーツパーラー「果実園リーベル」が初登場し、約10種類のフルーツと季節のフルーツシャーベット、アイスクリームの「フルーツパフェ」(1,296円)と、飾り切りされたジューシーなメロンをトッピングした「メロンパフェ」(1,944円)をイートインで提供。
伊フィレンツェ発チョコレートジェラート専門店「ジェラテリア ヴィタリ」が初登場し、カカオ80%相当の濃厚なチョコレートジェラートを提供するほか、「マルガージェラート」のジェラートや「ユーゴ アンド ヴィクトール」のチョコレートソフト、「抹茶スタンド舞妓」の抹茶ソフトクリームなどを展開。
「SNS映え」を狙った和洋スイーツでは、京都の老舗喫茶「喫茶ソワレ」がイートインに再登場し、ソーダにカラフルなゼリーを浮かべた同店限定「ゼリーポンチ」(756円、各日限定200点)や、スカイブルーなど6種類の「クリームソーダ」(各756円)などを提供する。
京都「まるにあん」も初登場し、嵐山の新名物として話題の「パフェ+どら焼き」の「ぱふぇどら」(生クリーム・抹茶、各501円)を実演販売。中目黒「パティスリー カカオエット パリ」のアイスシューキューブ、福島「本家長門屋」のストーリー仕立てに仕上げたようかんや、大分・湯布院「ジャズとようかん」のピアノの鍵盤に見立てたジンジャー入りようかんなど、見た目だけでなく味わいもこだわった和洋スイーツをラインアップ。
会期は8月12日(日)まで(最終日は16時30分閉場)。
(デパチカドットコム)