創・食おいしいニュース
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東村山で「武蔵野うどん」と「よさこい」の祭典 多彩なワンコイングルメも
今年で12回目を迎える「どんこい祭」が9月15日・16日、天王森公園(東村山市本町3)で開催される。
同イベントは「武蔵野うどん」と「よさこい」がコンセプト。観光振興事業の一環として東村山市に古くから伝わる「武蔵野うどん」を使ったイベントを開催するために、東村山市商工会青年部と東村山青年会議所が実行委員会を組織し、2007年に始まった。「愛情あふれるまちを創造するため、老若男女問わず幅広い世代間の交流の場を目指し、東村山の新たな魅力を再発見してもらうこと」も大きな目的の一つだという。どんこい祭というネーミングは、「ドンと来いっ!」「うどん」「よさこい」から名付けた。
実行委員の吉川碧さんは「おかげさまで今年12回目を迎える。最初は小さな祭りからのスタートだったが、開催を続けていく中で徐々にステージ出演者やグルメ出店者の参加数も増え、会場がにぎやかになるとともに、昨年は約1万3000人もの来場があった。協力してくださる市内のお店や演者には本当に感謝している」と話す。
当日は地域のダンスチームによるステージ演舞や、東村山のご当地ヒーロー・ヒガシムラヤマンの登場、同祭スペシャルサポーター芸人「ガンリキ」のモノマネパフォーマンスを予定。フードメニューは食べ比べができるよう、同市で有名なうどんやご当地グルメの黒焼そばをはじめ、30種類以上の地元料理を500円以下で提供する。
吉川さんは「地元のさまざまなお店が出店するので、気にはなっていたが行ったことのない所など、ぜひいろいろなお店の味を楽しみながら食べ歩きをしてもらえたらうれしい。15日は『夜市』ということで20時まで開催しているので、家族や友人と遊びに来ていただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(16日は17時まで)。入場無料。雨天決行。
(北多摩経済新聞)